「宅配弁当」と「仕出し」に違いはあるの?

おいしい料理を希望の場所まで配達してくれる「宅配弁当」と「仕出し」。
どちらも一度は耳にしたことのある言葉だと思いますが、皆さんは普段、どんな使い分け方をしていますか?

「宅配弁当」には、大手チェーン店や職場近くのお弁当屋さんが扱う「身近でリーズナブルなイメージ」、「仕出し」には、接待・会合・法事などの「特別な日や場面に注文するイメージ」をお持ちの人も多いのではないでしょうか?
「宅配弁当」と「仕出し」それぞれの特徴や使い分け方を知ると、“食通”になった気分になれるかも。

 

「弁当」のはじまり

弁当の名付け親は織田信長!?

「宅配弁当」と「仕出し」の使い分け方を説明する前に、日本に「お弁当」の言葉が生まれた歴史を紹介します!

ほとんどの人が子どもの頃から慣れ親しんでいる「弁当」の言葉は、約400年前の戦国時代から使われるようになりました。名付け親は、尾張出身の武将・織田信長だったとの説が有名です。

天下統一を目指した信長は、城に暮らす大勢の人々に分け隔てなく食事を与えました。その際、「一人ひとりに分け与える簡単な食事」を意味する言葉として、「弁当」と名付けたとされています。

「弁当」の語源は、中国で「便利なこと」を意味する「便當」だったと言われています。

 

「仕出し」の意味

注文を受けてからつくるお弁当=仕出し

「仕出し」の言葉には、どのような意味があるかご存知ですか?

仕事の「仕」に、出入りの「出」を合わせた単語「仕出し」は、その文字通り、「作って」「出前する」の意味からできた言葉です。

一般的に、「仕出し」を注文したり、食したりする場面は、冠婚葬祭、宴会・会食、重要な会議・接待などのイメージが定着しているかもしれません。

しかし、実際の「仕出し」の言葉の意味からすると、価格が安くても、有名チェーン店が作っていても、注文を受けてから作って出前するお弁当は、すべて「仕出し」と呼べるのです。

「宅配弁当」と「仕出し」に違いはない

使用シーンや取り扱っている店舗の雰囲気から、「宅配弁当」に比べて特別感があるように思われがちな「仕出し」ですが、注文を受けてから必要な数を調理し、指定された場所へ届けられるお弁当であることに違いはありません。

私たちデリシャステイクが調理・配達する「高級弁当」も、お客様からの注文を受けてから作って配達する「宅配弁当」であり、「仕出し」と呼ぶこともできるのです。

 

様々なシーンで「仕出し弁当」を

お弁当はランチタイムだけの楽しみにあらず

ただ単に「お弁当」と聞くと、ランチタイムの食事が真っ先に思い浮かぶかもしれません。しかし、「仕出し弁当」が活躍する場面は、昼夜やシーンを問いません。

近年は、仕出し弁当の中身や価格の幅が広がり、「弁当」と呼ぶにはもったいないと思えるほどの高級感や満足感を味わえるようになりました。

その日の気分や自身の好みはもちろん、活用したいシーンに合わせて、個性豊かな「仕出し弁当」をご活用ください。